鋼管足場の施工と注意事項・強度

1.枠組足場

  • 足場の脚部には、足場の滑動又は沈下を防止するため、ベース金具を用い、かつ、敷板、敷角等を用い、根がらみを設ける等の措置を講じて下さい。
    地盤がコンクリート等で不同沈下が生じない堅固な場合は、敷板は不要とします。
    コンクリートの床の上に、直接ベース金具を設ける場合は、脚部が滑動しないように直角2方向に根がらみを設けて下さい。
    敷板等にベース金具を、釘等で固定した場合は、敷板方向の根がらみを省略しても可。ただし、直角方向の根がらみは設けて下さい。
  • ジャッキベースの繰出し長さは20cm以下として下さい。最長(20cm以上35cm以下)で使用する場合は水平つなぎを設けて下さい。建枠の許容荷重の低下に注意して下さい。
  • 足場の高さは45m迄として下さい。
    45m以上の場合は強度計算を行い必要に応じて建地補強の措置を講じて下さい。
  • 作業床はすき間なく全面に敷きつめて下さい。
    作業床の設置困難なときは、防網を張り、安全帯等を使用させて下さい。
  • 筋かいで補強して下さい。
  • 作業床の端、開口部等には手すりを設けて下さい。
    手すりの高さは、85cm以上(90cm程度)として下さい。
  • 高さ又は深さが1.5mをこえる箇所には階段等の昇降設備を設けて下さい。
  • 壁つなぎは引張力、圧縮力に耐えられるものを使用して下さい。
    間隔は垂直方向9m以下、水平方向8m以下毎に設けて下さい。
    簡易枠足場にあっては垂直・水平方向とも5.5m(3層3スパン)以下毎に設けて下さい。
    シート取付け時は2層2スパン毎に設けて下さい。

ジャッキベースの繰出し長さと建枠の許容支持力kN(kg)

繰出し長さ
(mm)
標準枠(枠幅900mm以上) 簡易枠
高さ1,800mm以下 高さ1,800~2,000mm以下 高さ1,800mm以下
200以下 42.6(4,350) 39.2(4,000) 34.3(3,500)
200~250 40.6(4,150) 37.2(3,800) 32.8(3,350)
250~300 38.7(3,950 35.7(3,600) 31.3(3,200)
300~350 37.2(3,800) 34.3(3,500) 29.8(3,000)

2.ブラケットー側足場

  • 足場の高さは15m以下として下さい。
    15m以上の場合は超15m下部を補強して下さい。
  • 壁つなぎは垂直・水平方向とも3.6m(2層2スパン)以下毎に設けて下さい。

3.単管本足場

  • 足場高さは31m以下
    31m以上の場合は超31m下部を補強して下さい。
  • 建地の間隔はけた方向1.85m以下、はり間方向は1.5m以下で設けて下さい。
    地上第一の布は2m以下に設けて下さい。

4.梁枠

  • 幅4スパン以下高さ3層以下で設けて下さい。
  • 足場の高さははり渡しの上から25m以下で使用して下さい。
    25m以上で使用する場合は梁枠支持部、建枠に補強等の措置を講じて下さい。
  • 梁枠の種類に応じ開口部端の支持部から外方に枠組足場を設けて下さい。
    外方に足場を設けられない場合は建地に補強等の措置を講じて下さい。
  • 外方足場及び開口部上方の足場については全スパン全層にわたり、筋かい・布板を設けて下さい。